ケアマネージャーの合格率の推移
だんだん『狭き門』になっています
これからケアマネージャーを目指す人は厳しいハードルをクリアしなければならなくなるといわれています。
介護サービスの質の向上を目指すため、ケアマネージャー試験の難易度が上昇している傾向があるからです。
実は、ケアマネージャーの制度が始まった当初は人員不足のため、まずケアマネージャーを確保する必要がありました。
そのため難易度もそれほど高くなかったのですが(とはいえ、45%ほどですから、とりわけ難易度が低いわけではありませんでした)、現在では過剰と質の低下を防ぐために合格者そのものを抑える傾向が見られています。
では、ケアマネージャー試験の合格率はどのような推移を見せているのでしょうか。
合格率はこのように動いている!
平成10年に実施された第1回ケアマネージャー試験での合格率は44.1%でした。この数字から「ケアマネージャーは比較的受かりやすい」というイメージを持った人も多かったようです。
しかし翌年以降合格率はどんどん下落していきます。
第3回試験に34.2%と、30%台になると、第7回まで30%台前半で推移。
そして、第8回から20%台に下落するとその後現在まで20%台前半で推移し続けています。
ケアマネージャーは非常に狭き門です。
そして平成21年のケアマネージャー試験での合格率は21.0%でした。
5人に一人の確率で合格する...という難関となりました。
理由は、質の低下の防止の他に・・・
ケアマネージャーの第一回試験から去年までの間、前年度の試験に比べて合格率が上昇したのはわずか2回、下落は9回と難易度の上昇が明らかです。これはケアマネージャー受験者の質の低下ではないことは毎年の合格者の数字によって現われています。
第4回の試験以降、合格者は3万人前後で推移しており、明らかに毎年の合格者をこの程度の数で抑えようとしていることがわかります。
つまり、『受験者の数は増えているのに、合格者は増やしていない』のです。
だから合格率が段々低くなっているのです。
やはり質の維持を考えた上でのことでしょうか。
このことから、今後介護業界への注目が高まり、ケアマネージャーを目指す人が増えればますまず合格率の低下が予想されることになります。
試験そのものの難易度の上昇とともに、これから目指す人にとっては厳しい環境となっているのです。
ケアマネージャーの狭き門を潜り抜けられるだけの対策と日々の努力が求められることになるでしょう。



