ケアマネージャーの研修

ケアマネージャーへの最終登竜門=「研修」

ケアマネージャーになるためには大きく分けて3つの段階があります。
まず試験を受験するための[1] 受験資格をクリアすること。
これには所定の医療・福祉関連の資格を取得していることや、一定期間の実務経験を得ることでクリアできます。
もうひとつは[2] 試験に合格すること。
そして最後のひとつが[3] 実務研修を修了することです。
ケアマネージャーは試験に合格すればすぐになれるというイメージを持っている人も多いと思いますが、 実際には試験合格後に研修を受けなければならないのです。

ケアマネージャーの「研修」の位置づけ
ケアマネージャーの研修を修了すると正式にケアマネージャーとして登録され、業務を行うことができるようになります。
その意味で研修は試験と同じくらい重要な意味を持っているものといえます。
ケアマネージャー研修の詳細
さて、ケアマネージャーの研修は厚生労働省によって定められているものですが、実際の研修内容は各都道府県ごとに決められています。
32時間以上行うという決まりこそあるものの、それ以外の内容は実施する場所によって異なってくるのです。
ですから研修を受ける際には事前によく確認しておくとよいでしょう。
ケアマネージャー研修の心構えをしっかりと!
試験に合格した際には合格通知とともに研修の案内書が届くので合格に喜ぶだけでなくしっかりと目を通しておきたいところです。
研修は試験合格から1年以内に受講することになっています。
研修に申し込む際には受講料も必要で、これも各都道府県ごとによって異なっており、5000~2万円程度となっています。
会場では、数百人程度の合格者を一堂に集めて行われ、
講義実習の2段階に分けて行われます。
日程も前期・後期の二期に分けて行うのが一般的です。

【講義】
ケアマネージャーの資格に求められる基本姿勢や現在の介護業界における現状などのほか、要介護認定の調査や居宅サービス計画作成に関する説明などが行われます。

【実習】
実際に要介護認定の調査、居宅サービス計画作成を行い、検討や分析を行っていくことになります。

この際ポイントとなるのはグループを作成し、その中で実習を行っていくこと。
グループ内で研究や議論を行っていくことになります。
さらにグループ同士での意見交換、講師による評価などが行われます。
この研修はケアマネージャーの業務をはじめる上で欠かせないものであるとともに、非常によい経験となる場でもあります。
ケアマネージャーとして必須の技術を身に付けます
この研修はケアマネージャーとして実践的な知識・能力を備えるためのものです。
介護を必要とする人ひとりひとりに最適なケアプランを作成するためにはやはり机上の試験だけでは資質を確認するのに不十分ということなのでしょう。
研修において実践的に役だつ知識・技能を身につけることになるのです。
この研修の内容は各都道府県によって異なってきますが、大きく分けて介護支援分野保健医療福祉サービス分野とに分かれています。

介護支援分野では基本的な視点を身につけるほか、介護保険制度要介護・要支援認定持論介護支援サービス機能・要介護認定方法論などまさにケアマネージャーの基本中の基本となる知識・技能を身につけていくことになります。

それから保健医療福祉サービス分野
こちらは「高齢者の身体的・精神的特長と高齢期の疾病・障害」「訪問介護方法論」「通所介護方法論」「短期入所生活介護方法論」 「福祉用具、住宅改修方法論」「指定介護老人福祉施設サービス方法論」「公的サービス、社会資源導入方法論」などを学ぶことになります。
こちらは現場におけるより実践的な知識・技能を身につけていく機会となります。

ケアマネージャーになるためにはこれらの研修を32時間以上受ける必要があります。
研修が修了してはじめてケアマネージャーとしての業務をおこなうことができるようになるわけです。
なお、このほかにも継続して資質の向上を目指したり、主任ケアマネージャーになるための研修なども用意されています。

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