ケアマネージャーの試験

ケアマネージャーの「研修」を受けるための試験
ケアマネージャーになるためにはまず試験に合格しなければなりません。
しかもこの試験はあくまで研修を受けるためのものであり、合格した後一定の研修を受けてはじめてケアマネージャーの資格を取得することができます。
ともあれ、試験が最初のハードルとなることは間違いありません。
では、ケアマネージャーの試験内容はいったいどのようなものになっているのでしょうか。
ケアマネージャー資格試験の内容詳細
ケアマネージャー試験では全60問が出題されます。
科目は「介護支援分野」「保健医療サービス基礎」「保健医療サービス総合」「福祉サービス」に分けられ、60問で制限時間は2時間です。
五つの選択肢の中から複数の答えを選ぶ五肢複式方式と、五肢択一方式の二通りで出題されます。
時間との戦いという面も出てきます。
ひとつの問題に対してどれだけ早く解答を出すことができるかという受験ならではの対策も求められるのです。
ただし、この科目と問題数はすべて受験する場合のもの。
実際には取得している資格によっていくつかの科目が免除されます。取得している資格は甲・乙・丙の3種類に分類されます。
分類は以下の通りです。

...医師、歯科医師

...薬剤師、保健師、助産師、看護師、准看護師、理学療法士、作業療法士、視能訓練士、義肢装具士、歯科衛生士、言語聴覚士、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、柔道整復師、栄養士、管理栄養士

...社会福祉士、介護福祉士、精神保健福祉士

甲の場合は「保健医療サービス基礎」「保健医療サービス総合」が免除され、全40問の受験となります。
乙の場合は「保健医療サービス基礎」が免除され全45問、丙の場合は「福祉サービス」が免除され全45問となります。
なお、甲・乙・丙の資格にまたがって複数取得している場合にはさらに免除科目が増えることになります。
3種類の分類すべてを取得している場合もっとも少なく25問となります。
ただし、出題数が減るのと一緒に制限時間も少なくなるため、一問に費やすことができる時間はほとんど変わりありません。
合格率およそ4分の1。狭き門の「ケアマネージャー」
ケアマネージャーの試験は、毎年10月第4日曜日に実施されており、全国で13~14万人ほどが受験します。
気になる合格率はここ数年20~25%程度で推移しており、ケアマネージャーの資格取得は狭き門となっています。
ケアマネージャー試験は各都道府県によって実施されますが、内容は全国共通です。
勤務先が介護関連である場合はその勤務先の都道府県で、そうでない場合には住んでいる都道府県でケアマネージャーを受験することになりますが、受ける地によって難易度の高さや合格率が変化することはありません。
しかし合格率は、平成10年にケアマネージャー試験が開始されて以降、年々減少の傾向にあります。
数字的にも、狭き門であるうえにハードルも高い試験となっています。
しかし、介護に対する需要の高まりを考えるとクリアするだけの価値があるといってもよいのではないでしょうか。
今後は、ケアマネージャーの受験者がさらに増えていくことも予想されます。
ケアマネージャーの受験に興味をお持ちならば、いち早く『受験資格』を得られるように、早め早めの勉強が大事です。

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